Clean water
きれいな水
水の中の窒素とリンを藻類が取り込み、浄化します。窒素の多くを、大気に出さずに藻類のタンパク質として回収する設計です。
Vision & Mission
Vision
水をきれいにする仕事と、食料をつくる仕事を、藻類でひとつの循環につなぎます。藻類は CO₂ を取り込み、窒素もアンモニアのまま直接取り込むので、細菌による処理のように窒素酸化物(NOx・N₂O)を出す工程を原理的に通りません。環境を守ることが、そのまま事業の利益になる経済をめざしています。
Mission
微細藻類 × AI で、水と食料の課題を解く。
排水や川・湖・海の水に含まれる窒素・リン・CO₂ は、藻類にとっては栄養です。藻類の力を AI と IoT で安定して引き出し、処理場や養殖場、水辺の現場で毎日使える技術にします。
1 → 2 水をきれいにする3 → 4 食料をつくる→ 2 CO₂ を取り込み、NOx・N₂O を出さない
For Novel Generation.次世代に、安全な生存圏と豊かな海を引き継ぐために。
※ 細菌による硝化・脱窒では、途中で NO や N₂O が生じ、一部が大気に出ることが知られています(Kampschreur et al., Water Res 43: 4093–4103, 2009)。微細藻類はアンモニアを直接アミノ酸に取り込むため、この工程を通りません。
Value Proposition
浄化・バイオマス・CO₂ の取り込みを同時に。藻類の栄養は水中の栄養塩でまかなえるので、培地の費用がほとんどかかりません(収穫や乾燥の費用は別にかかります)。
Clean water
水の中の窒素とリンを藻類が取り込み、浄化します。窒素の多くを、大気に出さずに藻類のタンパク質として回収する設計です。
Biomass
育った藻類は、養殖の飼料や農業用の肥料の原料になります。処理するだけだった水から、使える原料が生まれます。
Carbon
藻類は光合成で CO₂ を取り込み、バイオマスに変えます。温室効果ガスの削減効果は、置き換える原料との比較やバイオ炭などの長期貯留も含めて、LCA で評価してお示しします。
運転状況を IoT で遠隔から見守り、AI が運転を調整して、現場の手間を減らします。設備を売って終わりではなく、浄化と原料づくりの成果を継続してお届けします。
Key Technical Differentiators
3 つの技術を組み合わせて、栄養塩を含む水を止めずに処理し、バイオマスに変えます。
Algal Bloom Capture
微細藻類は、条件がそろうと短い期間で大きく増えます(藻類ブルーム)。海の植物プランクトンの光合成の量は、陸の植物に匹敵すると推定されています※。Bloomo は、この力強い増殖を、毒素をつくらない選抜株で、閉じた装置の中で制御して活かします。
Algal Bloom Capture(ABC)の詳細 →Selective breeding
遺伝子組換えをしない選抜育種(non-GMO)で藻類のライブラリを用意し、現場の水に合う株を選びます。
藻類ライブラリの詳細 →IoT + MLOps
IoT で培養の状態を見守り、MLOps(運転データで制御モデルを更新し続けるしくみ)で、高い密度の培養を安定して続けられるよう設計しています。
IoT センシングと AI 培養制御の詳細 →※ 地球全体の純一次生産のうち、陸と海はほぼ同じ規模と推定されています(Field et al., Science 281: 237–240, 1998)。その多くは呼吸などで短い期間に大気へ戻ります。
これまでの処理硝化・脱窒では、窒素の多くが窒素ガスとして大気に出て、一部は温室効果の強い N₂O になる
Bloomo窒素の多くを藻類のタンパク質として回収し、飼料や肥料として活かす(窒素の収支は実証で確かめていく)
Customer Benefits
装置・藻類株・Bloomo Cloud はどの現場でも共通です。入れる水と、出てくるものの使い道が現場ごとに変わります。
水産養殖実証中入る:養殖場の水Bloomo出る:生餌・飼料・きれいな水
低コストで、強い生産へ
現場の課題
飼料と生餌のコスト、高水温による斃死、養殖排水の処理
得られるもの
バイオガス研究開発入る:消化液・CO₂Bloomo出る:肥料・処理水
消化液の処理を、資源づくりに
現場の課題
窒素の濃い消化液の処理、硝化・脱窒の費用、ガス精製で出る CO₂
得られるもの
工場排水研究開発入る:排水・排熱・CO₂Bloomo出る:原料になる藻類・処理水
処理コストを下げ、資源を生む
現場の課題
濃い排水の処理費、炭素規制への対応、使われていない排熱・排ガス
得られるもの
下水処理研究開発入る:窒素・リンを含む水Bloomo出る:きれいな水・肥料・バイオ炭
きれいな水、少ない排出
現場の課題
曝気にかかる電力、窒素・リンの規制、N₂O と資源の損失
得られるもの
川・湖・海研究開発入る:栄養塩の多い水Bloomo出る:きれいな水・肥料
アオコや赤潮の原因になる栄養塩を回収する
現場の課題
栄養塩が増えすぎた水域のアオコ・赤潮、水質の悪化
得られるもの
※ 水産養殖では実証を進めています。下水・工場排水・バイオガス・川や湖や海は研究開発の段階にあり、上の内容は現在取り組んでいる目標です。
Products
同じしくみを、規模に合わせて提供します。

モジュール型。既存の設備に後付けでき、小さな規模から始められます。
すべての装置を遠隔で監視・制御。運転データを集め、現場ごとに制御を改善します。
プラント規模の連続培養。大規模な実証を経て提供する予定です。
Safety & Compliance
自治体や企業の皆さまに安心してご検討いただけるよう、私たちが大切にしている考え方です。
育てた藻類を飼料・肥料に使うかは、原水の種類と分析の結果(重金属・病原体など)で決めます。下水で育てた藻類は、肥料やバイオ炭など飼料以外の用途に向けます。飼料・肥料にする場合は、飼料安全法や肥料の品質の確保等に関する法律などに沿って確かめます。
遺伝子組換えをしていない株の中から、毒素をつくらないことを確かめた株を選び、装置の中で培養して収穫します。
処理した水が排水基準や放流先の条件に合っているかを、分析して確かめます。藻類が処理水に残らないように回収します。
サイトの数値には「文献値」「理論値」などの区分を付けています。当社の実証データは、秘密保持契約のもとで個別にご説明します。
PoC の前に、目的と成果の指標、期間、費用の分担、運転データと知財の扱いを、契約で取り決めます。
How to start
水の量や水質、いまの処理方法がわかれば、どこから始められるかをご提案します。
FAQ
2019年に滋賀県長浜市で設立した会社です。微細藻類と AI で、水中の栄養塩(窒素・リン)と CO₂ を、飼料や肥料などの資源に変える技術を開発しています。
微細藻類を連続で培養する装置です。IoT で培養の状態を見守り、AI が運転を調整します。遠隔監視サービスの Bloomo Cloud と組み合わせて使います。
いま実証を進めているのは水産養殖です。下水処理・工場排水・バイオガス、栄養塩が増えすぎた川・湖・海への応用は、研究開発を進めています。
使いません。遺伝子組換えをしていない選抜株の中から、現場の水に合い、毒素をつくらないことを確かめた株を選んで使います。
現地調査、藻類株の選定と試験、小規模・短期間の PoC、本格導入の順に進めます。まずはお問い合わせフォームの「導入・実証のご相談」からご連絡ください。
研究開発型スタートアップとしてのこれまでの実績を、第三者の根拠とともに示します
SBIRフェーズ3 補助上限(農林水産省・2028年3月まで)
競争的助成・採択
知的財産(社内集計)
受賞・認定
※ 農林水産省「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3基金)」の補助上限で、長浜バイオ大学が公表している金額です(2028年3月まで)。返済不要の公的研究開発資金(非希薄化)であり、株式による調達額ではありません。 件数は社内集計(2026年11月時点)で、主な受賞・採択はメディア・受賞ページに掲載しています。
藻類バイオマス1トン(乾燥重量)が光合成で取り込む CO₂ の理論値(炭素含量 50% と仮定。正味の削減量ではありません)
正味の削減量は、電力・CO₂ の供給・収穫・乾燥を含めた LCA(ISO 14040/14044)で評価していきます。数字の根拠となる文献を、根拠ページで公開しています。
エビデンスページを見る科学で地球環境を守る研究開発型スタートアップです
株式会社ノベルジェンは、2019年に滋賀県長浜市で設立した会社です。微細藻類と AI で、水中の栄養塩と CO₂ を飼料や肥料などの資源に変える技術「Algal Bloom Capture」と、培養装置「Bloomo」を開発しています。 本社は滋賀県長浜市にあり、東京にも拠点があります。ビジョンとミッションは、このページの上の「Vision & Mission」をご覧ください。
2019
設立年
滋賀・東京
拠点
22
人数
12
知財件数
専門家のチームで地球規模の課題に取り組んでいます

Ph.D., 遺伝子工学、微生物微細藻類学、ゲノム進化学を専門。研究成果を社会に実装するためにノベルジェンを創業。大学教授兼任。東京大学農学部-農学生命科学研究科-総合大学院大学博士後期課程
LinkedIn
Chief Strategy Officer, 食品・製薬・化学メーカーで知財、コンサルティングファームで事業戦略。弁理士資格を持ちIPポートフォリオ構築をもとに事業戦略を担当。東北大学大学院農学研究科、Univ. of Washington, School of Law LL.M.
LinkedIn
Chief Development Officer. 化学メーカーでプロセス開発手法量産技術の確立。プロダクト開発マネジメントを担当、早稲田大学大学院 理工学研究科
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Chief Marketing Officer, 国内牡蠣加工最大手メーカーで、牡蠣流通事業を一手に広げ、日本で初めてEU向け牡蠣輸出事業開拓に成功。マーケティングを担当。農林水産省GFPパートナーズ任命
For Investors & Partners
事業の進み方、研究開発と知財の考え方、資金の状況など、ご検討に必要な情報を投資家向けページにまとめています。
2026年10月22日
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2026年7月23日
2026年6月19日
2026年6月10日
2026年6月10日
2026年6月10日
2026年5月27日
2026年5月27日
2026年5月25日